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寝違えて首が動かない
朝起きたら首が激痛で動かせない。起き上がるのもつらいような首から背中の痛み。
典型的な寝違えの症状で来院されましたがとにかく首を動かすことができず、肩も動かせないので「気を付け」の姿勢で身体全体で振り向くような状態でした。この状態で3日間も過ごされていたそうでかなりツラそうでした。。
今回の症状は枕を高くして寝てしまい、ずっと首が前に倒されている状態で過ごしたことで、後ろ側の筋肉が長時間ストレッチされてしまった状態になり本来筋肉の収縮で刺激される血管が全く刺激されることがなかったため血流が悪くなり、酸素不足になった結果、老廃物、発痛物質がたまってしまい痛みとなっている状況でした。まず必要なことはどこの筋肉が具体的に負担を受けていたのかを見極めることです。首や背中、肩を痛みを我慢していただきながらいろいろな筋肉の動きを確認し目星をつけていきます。筋肉の目星がついたらその筋肉に効率よく刺激を与えるためのトリガーポイントに鍼をして通電し収縮を促します。そうすることで筋肉の中にたまった老廃鬱、発痛物質が代謝されます。 鍼をした後は少し痛みはありますが患者さんも驚くほどに頸の可動域が改善しました。ご自宅では高い枕は使わない、ソファなどにだらしなく座らないことなどをお話しさせていただきました。2日後に来院していただきましたが痛みもなく、可動域も問題なかったので鍼をすることもせず、姿勢の指導だけして終了となりました。